東南アジアでダイビング

東南アジアのマニアックなダイビングポイントをタイ在住の管理人がお伝えします。



シパダン&マブール島のダイビングで必要なスキル

シパダン&マブール島のダイビングで必要なスキル

昨年インドネシアのバリ島で、ダイビング事故が発生したのは記憶に新しいかと思います。

・AFPBB News ・事故詳細解説 (evisブログ)

今回はシパダン&マブール島でダイビングをするにあたり、必要なスキルついて紹介します。 基本的にはAOW(アドバンスオープンウォーター)で教わったスキルが完璧にできれば問題なしです。

★必要なスキル1 - フリー潜降<

前回の記事でも書きましたが、エントリー後の潜降は(潜降ロープを使わない)全てフリー潜降となります。 BCDの空気を抜き、一気に潜降してください。 多くのポイントでは流れていないため、フリー潜降に時間がかかってもそこでまで大きな問題にはなりません。 とは言え、一部の島では強い流れがあったり、他のダイバーにも迷惑がかかるので、やはりフリー潜降は必要なスキルです。

★必要なスキル2 - 中性浮力

ダイナミックなドロップオフが見どころであるシパダン。 ウォール沿いでダイビングをすることも多いので、しっかり中性浮力を取れる必要があります。 中性浮力が取れず、気がついたら水深35mまで潜降していた・・・・なんてことは結構あるものです。 大深度ではすぐに減圧不要限界に到達してしまい、減圧症のリスクが高くなります。

中性浮力が取れず、浮いたり沈んだりしてしまうと、エアの無駄遣いだけでなく、減圧症やロストの可能性も高くなり、 結果としてダイビング事故要因を増やしてしまうことになります。

中性浮力は必ずマスターしましょう。

★必要なモノ1 - ダイビングコンピュータ

ドロップオフのポイントも潜るため、自身で深度管理をしないとあっという間に減圧不要限界を超えてしまいます。 海外のダイビングショップでは、ガイドが参加者の深度管理を細かく言っていることはマレです。 あくまでも深度管理はダイビングコンピュータを用いて自己責任・・・というスタンスです。

管理人も実際にマブール島で潜った際、連続して深度が30m以上あるポイントに行く事もありました。 そのようなポイントに限って、ゴールドスペックジョーなど見たい魚は、深場近辺砂地などにいたりします。 しっかりダイブコンピュータを使って、見たい魚を必ず見れるようダイビング計画を立ててください。

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ゴールドスペックジョー

ダイブコンピュータを持っていないという方へ 買いましょう!高いとかそんなこと言っている場合ではありません! あなたの健康や命を守るモノですよ! 少々厳しい言い方かもしれませんが、ダイブコンピュータを持っていないダイバーは、 海外でダイビングする資格はありません!

管理人は8年間TUSAのダイブコンピュータを使っていたのですが、去年とうとう壊れました。そこで昨年新しくダイブコンピュータを購入しました。それがZOOPです!TUSA同様文字が非常にでかく見やすいです。