ジンベイダイブで気を付けること
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ジンベイザメは多くのダイバーにとって憧れであり、ジンベイザメを死ぬまでに見たいというダイバーは多いはずです。 この「死ぬまでに」というのは何も大袈裟な話ではありません。
ジンベイザメは絶滅危惧種
ダイバーなら誰でも知っているジンベイザメですが、実は絶滅危惧種に指定されており、国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature / IUCN)のレッドリスト(世界の絶滅のおそれのある生物種のリスト)に登録されています。
現在のステータスは絶滅危惧IB類(EN)に分類されています。このステータスはマンタやホオジロザメなどよりも絶滅する可能性が高いことを表しています(マンタやホオジロザメメはワンラク下のステータスです)。
絶滅危惧種に指定されている以上、いつ地球上からいなくなってもおかしくありません。
そんなジンベイザメなんだから、やっぱりダイバーとしてジンベイザメを一度は見ておきたいですよね(*´ω`)
ジンベイザメを蹴るダイバー
今回タオ島で出たジンベイザメは水面近くを泳いでいました。水面に近いためダイバーだけでなくスノーケラーも混ざり水の中は大混雑です。
そんな中、好奇心旺盛なジンベイザメはあるダイバーに近寄って行きました。そこで管理人はある光景を目にしました。
なんとそのダイバーがジンベイザメの頭を蹴っているのです
最初は何しとんねん(# ゚Д゚)っと思ったのですが、どうやらそのダイバーは中世浮力が取れず、下に沈んでしまい結果としてジンベイザメを蹴っていたようです。
ジンベイザメが近寄ってきたとしても、熟練ダイバーであれば中性浮力を駆使して、上に逃げたり下に逃げたりできるのですが、この時に見た未熟なダイバーはフィンキックを真下にして、ジンベイザメの頭をけり続けました。
ジンベイさんカワイソス(´;ω;`)ウゥゥ
折角タオ島に遊びに来てくれたジンベイさんも、これじゃもう来なくなるかもしれないですよ・・・・
中世浮力で避ける
好奇心旺盛なジンベイさんは、ダイバーの泡に惹かれダイバーの直前に来る場合があります。それこそ手を伸ばせばジンベイさんに触れる距離まで近づいてきます。
この時ダイバーがジンベイさんの進路から外れていれば特に問題ないのですが、もしダイバーがジンベイさんの進路に入ってしまうとジンベイさんがそのままダイバーへ突っ込んできます。
もしジンベイさんの進路に自身が入ってしまい、ジンベイさんが目の前まで迫ってきている場合は、ジンベイザメとの接触を避けるために
中世浮力で上から下に逃げるようにしましょう
横に逃げても良いですが、管理人の経験上、
- ジンベイさんの動きが左右読みにくい
- 自身が左右に逃げにくい
肺の空気量を調整するだけで上下にすぐ逃げれますので、上か下に逃げることをお奨めします。
いつまでもジンベイザメを見れるよう、是非全ダイバーの協力をお願いします
ぺこ <(_ _)>