東南アジアでダイビング

東南アジアのマニアックなダイビングポイントをタイ在住の管理人がお伝えします。



リロアンでのダイビングの魅力

海の生き物の宝庫となっているリロアン。 今回は、そんなリロアンの魅力についてご紹介します!

リロアンってどんな海?

「リロアン」とは現地の言葉で「渦の巻く場所」という意味です。東西からの潮がぶつかる場所で、たくさんの生き物たちを育むとても豊かな海です。名前だけを見ると、潮の入り組んだ難しい海をイメージするかもしれませんが、ダイビングエリアは穏やかそのもの。

なかには複雑な潮が入り組んだ海域もありますが、ダイビングで潜るポイントは潮流の影響を受けないので、安全に、のんびりと潜ることができます。リロアンエリアのショップを利用すると、ポイントまでほんの数分で到着するので船酔いの心配もありません。

リロアンの海は一年を通じて温暖で、多くのダイバーたちが1年を通してこの地を訪れています。

日本とフィリピンの良いところ取り

日本人の旅行者も多いため、日本語でブリーフィングをしたり、水中生物を紹介する際にスレートで日本語を書いたりすることができる現地人ガイドも少なくありません。

フィリピンなので、ダイビングスタイルはもちろん至れり尽くせりの「お殿様/お姫様ダイビング」。器材のセッティングはスタッフが全て済ませてくれるほか、器材の脱着のお手伝いもしてくれます。「海外でのダイビングが初めて。」という人も安心ですね。

フォト派ダイバーの聖地

リロアンは「マクロ天国」と称されるだけあって、 映画をきっかけに人気者になったカクレクマノミ「海の宝石」といわれるウミウシ、愛嬌のある顔がかわいいカエルアンコウといった小さな生き物たちがたくさん生息しています。

そのカラフルな水中景観と豊かな生物で、リロアンはフォト派のダイバーの聖地となっています。

水深の浅いコーラルガーデンから少し深場のオーバーハングなど、いたるところに生物がいるので、マクロ好きのベテランフォト派ダイバーはもちろん、「かわいいマクロは大好きだけど、自分ではなかなか見つけられない。」「写真をゆっくり撮りたいけど、エアの消費や窒素が気になる…。」という人も安心して楽しめます!

また、現地のガイドは非常に目が良く、(一見ゴミにしか見えないような)わずか数ミリのヒトデカクレエビやムチカラマツエビなどのレアな生物を紹介してくれます。教えてもらった生き物にそっとライトを当ててみると・・・・

それらがとてもカラフルなことに驚きます(;゚Д゚)<シキサイヤバイ

リロアンを初めて訪れたダイバーは、「色とりどりのウミシダ」や「ふわふわのソフトコーラル」など、リロアンの生物の生息環境そのものが色彩色豊かであることに驚かされることでしょう。

水中カメラを持っていこう

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FacebookInstagramなどのSNSを見ると、たくさんの人がリロアンで、カラフルでかわいいマクロ写真をアップしています。一眼レフなど高性能なカメラはもちろん、最近ではコンパクトデジカメでもマクロモードや顕微鏡モードといった小さな被写体を綺麗に写せるものが増えています。

フォト派ダイバーの聖地と言われているリロアンに、カメラを持って行かない手はありません。ビギナーでも存分に楽しむことができますので、必ず水中カメラを持って行きましょう。