マナド旅行記6.ダイビング開始(1本目~2本目)と事件発生
マナド旅行記6.ダイビング開始(1本目~2本目)
※マナド編はいつもと異なり、旅行記風に書いています 4/16(Wed) ブナケン島滞在
いよいよ今日からブナケン島でダイビング開始です。 朝食済ましてダイビングボートに乗り込みます。 ダイバーは管理人の他に欧米人夫婦2組で合計5人でした。
ブナケン島初日のポイントはブナケン島西部にあるマナドトゥア島近辺のポイントです。 (詳細なポイント名は後に述べる理由により忘れました)
ホテルがあるブナケン島からマナドトゥア島島までボートで15分位です。 ブナケン島の海を昼間改めて見ると、その透明さに感動します。 遠くから見るとマナドゥア島の天気が悪そうでしたが、実際に行ってみると全然そんなことありません。先にエントリーして他のダイバーを水面で待っていたのですが、流れもなくとても穏やかな海です。
事件発生、頭が痛い
全員のエントリーが終わったところで、インドネシア人ガイドに従い全員で潜降します。 しかし、ここで管理人の体に異変が起こります。
頭が痛い(´・ω・`)
潜降で失敗して耳が痛いとかではなく、頭が割れるように痛いのです。 深度を上げてもミシミシという音が聞こえてやはり頭が痛いのです。
これまでのダイビング人生でこのような症状が出たことは一度もありません。 耳抜きなどで苦労することも一切なかったので、正直ちょっと焦りました。ただ体内の圧平衡ができていないから、少し慣れれば元に戻るだろう・・・・このこの時は思っていました。
しかし、この後その期待はことごとく裏切られるのです。
透明で綺麗な海だけど・・・・
とりあえず頭の痛みを我慢しながらダイビングを続けました。 やっぱり、ブナケン島はすごい!! 潜って分かるここの素晴らしさ!!ワーイヽ(゚∀゚)ノ なんと言っても目を引くのがカスミチョウチョウオの数です。 物凄い数で群れいます。
最大深度30m程度まで行き、徐々に深度を上げていくわけですが、 深度を上げるとミシミシという音を出しながら激しい頭痛が管理人を襲います。
同じ深度にいれば痛みは多少治まるのですが、浮上しなければボートに戻れません(ノД`)シクシク 深度を1mあげるだけでも、本当に激しい頭痛が襲ってきます。
なんとか浮上して、ボートに戻ったのですが、ずっと頭が痛いままです。 結局水面休息は水分を多めにとり、ずっと横になっていました。
ブナケン島ダイビング2本目
頭が痛くてかなりテンション下がってます。 でもブナケン島に来ているのだから、潜らないのはもったいない・・・・
はい、2本目も潜りました(;・∀・)<ガンバル
2本目のダイビングポイントは、マナドトゥア島の別のポイントです。 エントリーしてフリー潜降するのですが、頭痛いのは1本目と全く同じです(ノД`)シクシク ドロップオフにはやはりカスミチョウチョウウオが群れています。 ウミウシやミノカサゴ、カメと次から次へとダイバーを楽しませてくれます。
頭痛の原因はサイナス
2本目を終え、ホテルに戻った後は頭痛薬を飲みしばらく横になっていました。 ダイビングでこんなにつらい思いをしたことは、今まで一度もありません。
「管理人の体はどうなってしまったのだろう・・・」
せっかく世界3大ダイビングスポットに来ているのに、この時はテンションだだ下がりでした。 そんな心情をFacebookにアップしたところ、知り合いのダイビングインストラクターからコメントが付きました。
「それサイナスだよ。俺も1度だけなったことがある。」
確かにレスキューの講習やダイブマスターの講習をしている時に見た気がします。 さっそくGoogle先生にサイナスについて聞いてみます。
人間の頭蓋内にあいている4組の空洞で、日本語では副鼻腔と言う。鼻、その両脇、眉間の上などで、ここに溜まっている空気も圧平衡の対象。普通は自然に圧平衡が取れるのだが、風邪や体調不良で粘膜が炎症を起こすと圧平衡が取れにくくなり、ダイビングに支障をきたす。
確かに連日の移動で体調があまりよくありませんでした。 おそらくそれが原因でサイナスが起き、結果として頭痛が起きたのでしょう。
この経験を通じてサイナスは誰にでも起こる得ることが分かりました。 管理人はサイナスを感じても強引にダイビングを続けてしまいましたが、やはりダイビングに集中できず別の事故を誘発する可能性があります。 この記事を読まれているダイバーの方で、もしサイナスが発症してしまった場合には、素直にダイビングを中止することをお勧めします。