東南アジアでダイビング

東南アジアのマニアックなダイビングポイントをタイ在住の管理人がお伝えします。



プーケットでの島内移動に朗報

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カタビーチはサーフスポットとして有名

先日サーフィンをしにプーケット島へ行ってきました。ダイビングではなくサーフィンが目的だったため、この旅自体をこのブログで紹介する予定はなかったのですが・・・・・・

ちょwwwこれは超便利すぎてやばいwwww

みたいなことをあったので、今回の記事を書くことにしました。ダイビングでプーケットに来られる方にも有用な情報ですので、是非一読ください。

プーケットスマートバスが運行開始

カタビーチ前の道路を歩いていたら、見たこともないバスが走っていました。車両前方の電子掲示板には「Phuket Smart Bus」と書かれてありました。早速ググってみると・・・・・

  • 各ビーチ間を移動可能
  • 料金が安い
  • 各ビーチから空港へ移動可能

何これ!超便利そうじゃん!

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プーケットスマートバスの車内

一番のメリット

これまで何度もプーケットへ行っている管理人が、行く度に不満に思っていたこと、それは

ビーチから空港への移動が不便

ということです。

空港→ビーチへの移動は、空港にスタンバイしているミニバスが本数も多い&安いので問題ありません。しかし、その逆であるビーチ→空港への移動は問題ありでした。

  • ミニバス
  • タクシー

各ビーチから空港へ行くためには上記2種類の交通手段があります。タクシーは料金が高いので基本NGです。空港→ビーチへ移動する場合と同じように、ミニバスを使えばと思うかもしれませんが、

  • 料金が空港→ビーチよりも高い(行きと帰りで料金違うってどういうこと)
  • 2時間30分もかかる(乗合なので色々なホテル寄るため)

正直こんなミニバス乗りたくなかったのですが、これまではこのミニバスを使わざる終えませんでした。 しかし、プーケットスマートバスが運行されたことにより、もうミニバスを使う必要なし!

今回実際に乗ってみたのですが、カタビーチから170バーツで1時間30分ほどで空港に到着しました。

安いし、早いしで大満足です!

旅行者ダイバーの活用例

プーケットへダイビング旅行へ行くダイバーを例にとって、プーケットスマートバスの活用方法を考えてみました。

プーケット国際空港に到着したAさんは、器材を受け取りプーケットスマートバス乗り場へ。ほどなくしてバスが来た。バスに乗り込みダイビング器材を乗降口近くの荷物置き場に置いて、奥へて進む。ミニバスと違い荷物置き場が広く用意されいてるのは、ダイバーとしてはうれしいところだ。

宿泊地であるカロンビーチで降車、料金は150タイバーツ(約500円)・・・・安い!翌日、一日中ダイビングを楽しんだAさんは、カロンビーチ近辺のシーフードレストランで夕食を済ませて次の日のダイビングに備えた。次の日、「折角プーケットに来たのだからダイビング以外も楽しもう」ということで、ダイビング終了後に、プーケットスマートバス でパトンビーチへ移動した。料金は50THB、これがタクシーだと400THBなので、それと比べるととても安い。パトンビーチ前のバングラロードは夜の繁華街としても有名で、実際行ってみるとその迫力に圧倒される。明日のダイビングのことを考え、カロンビーチ方面行きプーケットスマートバスの最終バスに乗り込み床についた。

次の夕方は夕焼けを見るために、プーケットスマートバスを使てパトンビーチ方面とは逆方向へ行ってみる。目的地はカロンビューポイントだ。到着するとプーケット島を一望できるそのビューポイントの壮大さに感動した。

最終日、カロンビーチから空港までの移動はもちろんプーケットスマートバス。社内のエアコンはダイビングで焼けた肌にとても心地よい。バス内は無料でWifiを使用できるので、プーケット島で今回撮影した写真をFacebookに投稿すると友達から続々と「いいね」が押された。

プーケットを満喫したAさんはまた来年もプーケットに来ようと心に決めた。

もっと知りたい人は・・・・

プーケットスマートバス」はこちら↓のブログで分かりやすく紹介されています。

https://www.phuket-yuruusagi.com/entry/20180415/phuketbuswww.phuket-yuruusagi.com

マブール島のファンルームの部屋紹介

前回、マブール島に宿泊するメリット・デメリットを紹介しました。 今回はマブール島にある宿泊施設をもう少し紹介します。

southeast-asia-de-diving.hatenablog.com

ファンルームがお奨め

先回マブール島に行った際、管理人はscuba-junkieが運営するマブール島のホテルに滞在しました。

www.scuba-junkie.com

このホテルには部屋が何種類かあります。

  • ドミトリー
  • ファンルーム
  • エアコン付きルーム
  • エアコン付きVIPルーム

管理人はエアコンがついていないファンルームに宿泊したのですが、部屋はとても広く、設備もそれなりに整っており快適でした。

東南アジア諸国の島に宿泊する場合、管理人は基本的にファンルームに泊まります。このような話をすると、

「エアコンなしで寝苦しくないですか?」

のような質問を受けることが間々あるのですが、

全く寝苦しくないです(;´∀`)<ダイジョウブダヨ

マブール島、タオ島、ブナケン島、ギリ三島・・・・どの島でも海が近く海風が入ってくるため、島全体に熱がこもらりません。そのため日本のような熱帯夜にならず、ファン(扇風機)を少し回せばかなり涼しく過ごせます。

管理人はこれまで多くの島に行きましたが、これにあてはまらない島が1つあります。それはバリ島。クタのガンポピーズ近辺のファンルームに宿泊した時は暑くて眠れませんでした。あそこはコンクリートでできた建物が多く、また建物の密度が高いため海風の通りが悪いことが原因なんだろうな・・・・・っと思っています。

それではファンルームの写真をご覧あれ。

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ベッドはクイーンサイズ

一人で寝るには十分のサイズです。

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大き目の棚が標準装備されている

この棚がかなり良い仕事します(;´∀`)。写真の通りカメラ器材をおいて乾かすこともできるので、とても重宝しました。

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バスルーム

ホットシャワー付きです。トイレもとても清潔ですが、個人的には洗面台がもう少し大きいとカメラ器材とか洗いやすいと思いました。

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部屋前にはソファとテーブル

朝はここでコーヒーを飲みながら、リゾート気分を味わってました。すごく癒されますよ!

宿泊料金はお高め

マブール島の宿泊施設は離島価格の強気な料金設定となっており、各部屋とも宿泊料金は高めです。各部屋の一泊当たりの料金は以下になります(2018年4月現在)。

種別 金額
ファンルーム 255RM(約7000円)
エアコン付きルーム 325RM(約9000円)
エアコン付きVIPルーム 420RM(約11500円)

管理人が普段タイで旅行に行って宿泊する際の料金は

くらいなので、マブール島の料金はやっぱり高めですね(´・ω・`)<タカイヨ

マブール島に泊まるメリット、デメリット

前回はセンポルナに宿泊した場合のメリット、デメリットを紹介しました。

southeast-asia-de-diving.hatenablog.com

今回はマブール島に宿泊した場合のメリット、デメリットを紹介します。それでは早速見ていきましょう。

メリット

  • 毎日のダイビングが楽
  • 色々なダイブサイトへ行ける
  • リゾート気分が味わえる

デメリット

  • 滞在費がセンポルナ滞在よりも高い
  • 食事のバリエーションが少ない
  • お酒を飲む場所がほとんどない

メリット1. 毎日のダイビングが楽

センポルナ滞在とは違い、マブール島滞在では朝夕の移動時間はありません。朝起きて朝食を食べて(行先のダイブサイトによりも異なりますが)朝8時、9時にマブール島の桟橋に集合してそのままダイビングに行くスタイルになります。

帰りもマブール島の桟橋に戻ってきたら、部屋にすぐに戻ることができます。一方、センポルナ滞在の場合は桟橋からさらに1時間かけてセンポルナへ戻らないといけません。戻っている最中に雨なんかが降ってきたらほんとうに最悪です、船が揺れてとても寝れる状況ではありませんので・・・・・。

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ホテルから桟橋は歩いてすぐ

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桟橋のダイブセンター

マブール島を軸とするダイビングでは、朝起きたらすぐに潜れ、夕方は疲れていたらすぐに部屋へ戻れるので、体への負担が少なく、ストレスフリーでダイビングできることでしょう。

メリット2. 色々なダイブサイトへ行ける

各ダイビングサイトはマブール島近辺に散らばっていますので、スピードボートで15分も走れば多種多様なダイブサイトへ行くことができます。

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マブール島周りにはダイブサイトがたくさん!

基本的にセンポルナ滞在でもマブール島近辺のダイブサイトは行けますが、マブール島から離れているダイブサイトへは行けません**。これはセンポルナ→マブール島への移動時間があるためにこのような制約があるようです。

メリット3. リゾート気分が味わえる

どこの国でもそうだと思いますが、小さな島にある宿泊施設はやっぱりリゾート感がありますよね!?センポルナの宿泊施設はコンクリート製で味気ない施設が多いですが、マブール島の宿泊施設はリゾート感たっぷりです。

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南国気分を味わいたいのであれば、間違いなくマブール島に滞在した方が良いです。

デメリット1. 滞在費がセンポルナ滞在よりも高い

4月に管理人がマブール島へ滞在(3泊4日で12ダイブ)した時の費用は以下の通りです。

種別 金額
宿泊費用(A/Cなし) 765RM(約21500円)
ダイビング費用 1100RM(役30500円)
税金 30RM(約800円)

合計は1895RM(52500円)となります。

宿泊費用がセンポルナよりも断然高いですね。参考までに、センポルナに3泊した時の料金は以下の通りです。

種別 金額
宿泊費用(ドミトリー) 75RM(約2100円)
宿泊費用(ACルーム) 330RM(約9000円)

センポルナだとエアコンの部屋に泊まってもまだ、マブール島の宿泊費用(A/Cなし)と1万円近くの差があります。

ちなみにマブール島の宿泊費用には朝昼晩の食事が全て含まれています。毎日食事代を払わないといけないセンポルナ滞在と比較して、この点はマブール島滞在のアドバンテージだと思います。

デメリット2. 食事のバリエーションが少ない

マブール島にはレストランがないため、マブール島に宿泊したダイバーは朝昼晩の全ての食事をホテルに併設された食堂で食べることになります。

同じ食堂での食事ですので、必然的に出てくるメニューも一定の間隔で同じものになります。

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毎食この食堂でご飯を食べる

とは言え、メインディッシュの品目数は常に4種類程度あり、管理人的にはそんなに飽き飽きした気持ちになりませんでした

それよりも管理人が気になった点は時間制限です。 朝昼晩の食事は全て提供される時間は決まっており、その時間にしか食事ができないのです。

一度管理人はダイビング終了後に部屋に戻って寝てしまったことがあり、気づいたら20時でした。急いで食堂に行ったのですが、

時すでに遅し、料理は全て片付けられていました( ノД`)シクシク…

食事をとる時間を自由に決めれないって不自由ですね。

デメリット3. お酒を飲む場所がほとんどない

お酒についても食事と同様に、ホテルに併設されたBarでしか飲めません。

お酒が大好きな管理人にとって
致命傷とも言えるデメリットです(;´∀`)

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Barで注文したAnchor

正確な値段は忘れてしまったのですが、センポルナよりも高いなーという印象はあるので、ビール1本の値段は確か40RM(約1200円)とかだったと思います。マレーシアはただでさえ酒類の料金が高いのに、この値段は高すぎですね。

ちなみに管理人が住んでいるタイの場合、同じサイズのビールは1本当たり200円程度で購入可能です(バンコクのコンビニの場合)。

チェックアウト時に酒代がとんでもないことにならないよう、お酒好きなダイバーは気をつけましょう。

マブール島でダイビングする時に選択すべき2つの滞在スタイル

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マブール島の桟橋前の透明度がすでにやばい

southeast-asia-de-diving.hatenablog.com

southeast-asia-de-diving.hatenablog.com

マブール島でダイビングするにあたり、まず初めに決めないといけないことがあります。 それは滞在スタイルで次の2つのスタイルがあります。

  • センポルナに滞在
  • マブール島に滞在

それぞれメリット・デメリットがあるので見ていきましょう。

センポルナに滞在

こちらはセンポルナを軸としてダイビングするスタイルになります。宿泊先はセンポルナになるため、毎朝船でマブール島へ行かなければならず、また毎夕センポルナへ帰ってこなければなりません。

メリット

  • 滞在費用がや安い
  • 食事の選択肢が多い

デメリット

  • 毎日の行き帰りが面倒
  • 朝早く起きる必要がある

滞在費用が安い

管理人が利用したScuba Junckieで説明します。まずセンポルナの宿泊費用とダビング費用を見てます。

種別 金額
宿泊費用(ドミトリー) 25RM(約700円)
宿泊費用(ACルーム) 110RM(約3000)
ダイビング費用(3dive/day) 320RM(約8900円)

ドミトリーで3泊して9diveしたとすると、253 + 3203 = 1035RM(28600円)になります。単純比較できないとことろもあるのですが、この金額はマブール島に滞在するよりも安いです。

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管理人がセンポルナで宿泊したドミトリー(AC付き)

食事の選択肢が多い

センポルナにはたくさんのレストランがあります。朝から開いている店もあり、カレーやロティ、ナシゴレン、ミーゴレンなどその日の自分の好みに合わせて料理を選ぶことができます。

また、夕食時にはさらに多くの店が開いており、新鮮なシーフードを多くのお店で食べることが可能です。

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センポルナにはおしゃれな店も多い

毎日の行き帰りが面倒

デメリットはこの一言に尽きます。センポルナで夜を過ごさなければならないため、翌朝は1時間かけてマブール島へ行く必要があります。1日くらいなら良いかもしれませんが、これが毎日だと体に堪えますね(;´∀`)

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マブール島行のスピードボート

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波があると結構揺れます(;・∀・)

朝早く起きる必要がある

マブール島でのダイビングは、センポルナに滞在している人とマブール島に滞在している人が合流してダイビングサイトへ向かいます つまりセンポルナからマブール島への移動時間が必要なセンポルナ滞在の人は、マブール島に滞在している人よりも早く起きないといけません。

8時にマブール島行のボートが出るので、それまでに各種準備を終えておく必要があります。朝が弱い人にはつらいかもしれません。

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ここで合流する@マブール島の桟橋

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桟橋前では海洋実習をしている

ちょっと長くなってしまったので、次回へ続きます。

タワウ空港からセンポルナへの行き方

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タワウ空港へ向けて出発@クアラルンプール国際空港

マブール島へ行くための船が発着している港町がセンポルナです。センポルナはタワウ空港の東に位置しており空港からは約100km近くあります。

8年前にマブール島へ行った時、空港からセンポルナへの移動はタクシーを使いました。

southeast-asia-de-diving.hatenablog.com

タクシーは便利ですが、ちょっと高いのが難点です。8年前は約3000円でしたが、今はもっと上がっている可能性大です。

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タワウ空港のボーディングブリッジはダイビングの絵!

ダイブショップのお迎えはお得

そこで今回はダイビングショップにお迎えに来てもらいました。ダイビングショップは8年前と同じでScuba Junkieを利用しました。

このショップにお願いした理由は・・・

相乗りする人が増えれば安くなるから(*´ω`)

です。はい、コストが最優先の管理人ですw では、どのくらい安くなるかといいますと、例えば1人利用すると90RMとなりますが、4人で利用すると30RMまで値下がりします。

折角なのでショップから送られてきた原文を載せておきましょう。

We can also arrange airport pick up’s, these cost RM90 for 1 person, RM45 per pax based on 2 people, RM35 per pax if 3 people, RM30 per pax if 4 people and RM25 per pax if 5 people or above, to book we need your flight number & arrival time.

もちろん相乗りする人がいるかどうかは、運に寄るところが大きくなります。あくまでも参考情報ですが、タワウ空港に夕方着のフライトよりも朝着や昼間着のフライトの方が相乗りする人が多くなるようです。

管理人は今回タワウ空港に夕方に到着したのですが、幸い相乗りする人が一人いたため45RMの支払いで済みました( *´艸`)

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ダウ空港のBaggage claim

車が大きい

ダイビングショップのお迎えをお奨めする別の理由として、車が大きいということも挙げられます。タクシーだとどうしてもセダン型になっていしまいますが、**ショップのお迎えで使う車は重器材やバックパックを載せれるようなミニバンタイプとなります。

もし相乗りする人が少なかったとしても、社内ではゆったり過ごせること間違いないしです(^^)

タワウ空港からセンポルナへの移動は、コスト的にも快適さ的にもダイビングショップのお迎え一択でですね。皆さんもぜひ利用してみてください。

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タワウ空港から1時間でセンポルナに到着