東南アジアでダイビング

東南アジアのマニアックなダイビングポイントをタイ在住の管理人がお伝えします。



タイ入国が大幅緩和!気軽にダイビング旅行が可能?

昔みたいにタイでダイビングできるようになるか!?

タイ入国のハードルが下がった

これまでタイへ入国する際には、72時間前のPCR検査陰性証明証の取得しなければならないなど、入国までの準備がとても面倒だったのですが、6月1日からタイ入国が大幅に緩和されることなりました。

tp.consular.go.th

タイ国籍とそれ以外で対応が異なるなど細かな違いはあるのですが、ワクチン接種済の日本在住ダイバー向けに簡潔に言うと

  • ワクチンパスポート
  • 10000USDの医療保険加入証明書

保有していれば、隔離なしでタイへ入国できます。保険については以下のサイトで申し込んでも良いですし、保有しているクレジットカードによっては付帯保険でカバーできるはずです。

asq.in.th

今回の緩和により、

など、俄然ダイビングスポットへのアクセスが楽になりました。

8月のお盆の時期はダイバーで溢れかえるか?

タイ政府は7月1日からエンデミックへと移行することを発表しています。

www.asiatravelnote.com

これにより上述した

  • ワクチンパスポート
  • 10000USDの医療保険加入証明書

なども廃止される見込みです。つまりワクチン接種者だろうが非接種者だろうが以前のようにタイへ入国できるようになります。

GW連休もタオ島などでは一部の日本人ダイバーで溢れかえっていましたが、7月以降、特に8月のお盆の時期は今まで海外へ行けなくれ我慢していた日本在住ダイバーがさらにタイへ押し寄せてきそうです。

お盆の時期でハイシーズンな海といえば

タオ島(≧▽≦)

ですね。

もう祭りの予感しかしませんwww

折角の祭りのなので、管理人も8月のお盆はタオ島へ行って、祭りの雰囲気を味わって来ようと思います!

※ もし8月のお盆にタオ島へ行く方で日程合う方いれば是非一緒に行きましょう、連絡待ってますヾ(´∀`)ノ

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プーケット空港からピピ島への行き方

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バンコクからピピ島へは

のどちらかで向かうのが主流です。昨年はクラビー経由でピピ島へ行きましたが、今年はプーケット経由で行ってきました。

今回はプーケット空港からピピ島への行き方を紹介します。

プーケット空港からラサダ港へ

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ラサダ港

ピピ島行のフェリーやスピードボートは*ラサダ港**から出港しています。なのでプーケット空港に到着したら、まずはこのラサダ港へ向かいます。

管理人は空港の待合タクシーを使いました。待合タクシーはメータータクシーではなく、行先により料金が決まっています。今回の目的地であるラサダ港までは700バーツでした。所要時間は1時間です。

料金はドライバーに直接渡すわけではなく、チケット売り場で事前に購入しておきます。管理には空港出口近くのタクシーチケット売り場で購入しました。

空港の待合タクシーではなく、Grabタクシーを使えば安くなるかな?と思って調べてみたのですが、結果は逆に割高になってしまうようです。

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プーケット空港からラサダ港までのGrab料金

もし少しでも費用を抑えたいというのであれば、エアポートバスでプーケットタウンへ向かい、ソンテウやタクシーに乗り換えてラサダ港へ向かうことも可能です。

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エアポートバスのルート

エアポートバスの料金は100バーツと格安ですし、プーケットタウンからラサダ港までは車で10分程度なので、タクシーに乗っても200バーツもかからないと思います。ラサダ港までの移動をタクシーではなくソンテウにすれば、もっと費用を抑えることができます。

ただし、この移動方法はエアポートバスの出発待ちであったり、ラサダ行きのソンテウ町であったりとても時間がかかるので、よほど時間に余裕がある方以外にはお薦めできません。

ラサダ港からピピ島

前述した通りラサダ港からはフェリーとスピードボートの2種類の船が運航しています。2021年12月29日時点でスピードボートは1日6便、フェリーは1日3便運航していました。

ただしフェリーは奇数日にしか運航しない便もあるので注意が必要です。

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時刻表

フェリーとスピードボートの特徴をまとめると以下の通りです。

所要時間 料金 便数
フェリー 2時間 安い 少ない
スピードボート 1時間 高い 多い

今回使わなかったフェリーの料金が分かりませんが、スピードボートは950バーツでした。おそらくフェリーの料金はスピードボートの半額程度なので400バーツ~500バーツだと思われます。

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スピードボートは大人一人950バーツ

プーケット空港でチケット購入するとちょっと高い

管理人はあまり何も考えず、ピピ島行のスピードボートのチケットをプーケット空港のチケット売り場で購入しました。

料金は1000バーツ(;・∀・)

正規料金が950バーツなので、手数料として50バーツ取られたようです( ノД`)シクシク…

プーケット空港ピピ島行きのチケットを買わずとも、ラサダ港でチケットを購入できますので、皆さんは騙されない(?)ようにしてくださいw

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ピピ島のダイブサイト紹介(コ・ハー)

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外洋にあるポイント

コ・ハーはピピ島から南へ40kmほど行った外洋にあるダイブサイトです。アクセスに時間がかかりそうな気がするかもしれませんが、スピードボートだと30分もかからないので、移動のストレスはそれほど感じません。

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コ・ハーはピピ島の南側に位置する

コ・ハーとはタイ語で5つの島という意味で、文字通り大小5つの島により構成されるダイブサイトです。島の内側は深度が浅く、また穏やかなラグーンになっているため初心者でも安心して潜れます。

コ・ハーの魅力

外洋にあるため、やはりピピ島近辺のダイブサイトとは比較にならないほど透明度が良いです。管理人が潜った日は透明度25m以上ありました。タイでこのような透明度がでるダイブサイトはそんなに多くありません。

管理人は持っていませんが、この透明度の中でワイドレンズを使って撮影すればかなり「映える」写真が撮れると思いました。

だって管理人が何のレンズも付けずに撮影して↓これですので(;´∀`)<スゴイ

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見れる魚

見れる魚は主にマクロ系でジンベイザメやマンタのような大物に遭遇する確率は低いです(過去に出たことはあるようなので0ではありません)

ただマクロ系の魚がかなり群れているので十分に楽しめます。管理人が潜った際にはホソフエダイやキンセンフエダイ、アカヒメジの群れを見ることができました。

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ホソフエダイとキンセンフエダイの乱舞

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アカヒメジの小群

ショート動画もどうぞ。

地形も面白い

またエアードームやちょっした横穴などダイバーの好奇心を擽ぐる地形も魅力的です。

コ・ハーの5つの島には一番最北の島をNo.1、最南の島をNo.5として全て番号が振られており、エアドームはNo.5の島(別名コ・ハー・ヤイ)にあります。水深15メートルの入り口から入り、徐々に深度を挙げると岩で囲まれたエアードームに到着します。エアードーム内は十分な広さがあり、かつ空気で満たされているため、器材を外してその眺めを堪能することが可能です。

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エアドーム内の記念撮影は神秘的

エアードーム以外にもスイムスルーできる小さな洞窟があり、洞窟内の魚の多さにきっと驚くことでしょう。↓はNo.1(コ・ハー・ヌア)のスイムスルーです。

最初ライトをつけずに洞窟に入ったのですが、途中でライト付けたらあまりの魚の多さに恐怖を感じましたw

注意点

コ・ハーはタイの国立海洋に指定されているため、1日当たり600バーツ(2000円程度)を現地で支払う必要があります。ピピ島のマリンパークフィーのような*事前支払いではなく現地払いであることに注意してください。コ・ハー海域の管理者が(海賊船みたいな船で)ダイビング船に横付けしてきますので、その際に現金600バーツを支払います。

*現金600バーツは忘れずに持って行きましょう(´・ω・`)<ワスレチャダメ

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年末はピピ島で潜ることにしました

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昨年のピピ島

ピピ島がやっぱり魅力的

あと4日で2021年も終わりですが、皆さんは年末年始をどこで過ごす予定でしょうか。

管理人は昨年と同じくピピ島で過ごす事にしました。オミクロン株で海外へ気軽に行けない状況のため、タイ国内で我慢するしかありません( ノД`)シクシク…

タイ国内で年末に潜ろうとすると場所がむっちゃ限られます。タオ島やサムイ島があるタイ湾はオフシーズンのためNG。必然的に今がハイシーズンとなるアンダマン湾側になるので、

このあたりが候補になります。

ミランは年末年始は料金高すぎのためNG(4人相部屋の一番安いクルーズでも3万バーツ超えorz)!プーケットから毎日1時間以上かけてラチャヤイ島やラチャノイ島行くのは忙しない!となるとダイブサイトまで近くて朝がまったりできて料金もさほど高くないピピ島一択になってしまうですよね・・・・。

昨年ピピ島でダイビングした際の写真をいくつか紹介しておきます。

控え目に言って・・・・・

ピピ島最高ヾ(*´∀`*)ノ 

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2020年年末年始のピピ島

昨年との違い

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昨年末にピピ島へ行った際にはクラビ経由でピピ島へ行きましたが、今回はプーケット経由でピピ島向かいます。

今回ピピ島行きを決めたのが12/26とかなりギリギリだったため、クラビ行きの航空券は既に値上がりしてました。 一方のプーケット行きの航空券の方はまだそこまで値上がりしていなかったので、プーケット経由を選びました。

こんな所も今回プーケット経由にした理由です。

ピピ島一本目はコ・ハー

日程の都合上、今年は1本目から遠征ダイビングトリップに参加することになりました。コ・ハーというピピ島の南部にあるダイブサイトのようです。管理人が行ったことないダイブサイトだったので、ちょっとネットで調べてみたのですが、

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これ見てテンションが上がらない訳がないwww

コ・ハーの詳細は下記サイトで確認できます www.krabiimmigration.go.th

今から楽しみで仕方ありません。このダイビング旅行が終わったら詳細を記事にしてアップしますので是非楽しみにしといてください。

年末にプーケットでダイビングを考えている人へ(タイへの入国方法)

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管理人が住んでいるタイは、アンダマン湾側つまりプーケットやシミラン諸島がハイシーズンを迎えております。管理人が昨年末に行ったピピ島なんかもハイシーズン真っただ中です。

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11月8日からタイ入国が緩和されました。これに伴い年末にタイへダイビング旅行を考えている人もいるかもしれません。

今日はそんな人に向けて、タイ入国情報を提供しますね。

※この情報は2021/11/17現在の情報です。今後変わる予定もありますので、最新情報をご自身でもチェックするようにしてください。

入国方法は2種類

現在タイへ入国する方法は3つあるのですが、プーケット方面で年末ダイビングを考えているのであれば、以下2つの入国方法が候補となります。

  • Test and Go
  • Sandbox Programme

tp.consular.go.th

それぞの特徴を簡単に説明します。なお両方とも

  • ワクチン2回接種の証明書(ワクチンパスポート)
  • 出発72時間前のPCR検査の陰性証明

が条件になっています。

Test and Go

タイに到着後、PCR検査を実施して一日だけホテルでの隔離が必要。PCR検査の結果が陰性であれば次の日からは自由。

Sandbox Programme

タイへ到着後、サンドボックスに指定されている地域内では即日自由行動が可能。ただし7日間はその地域外へ出てはいけない(8日目からはOK)

プーケット行きで考えてみた

日本からプーケットへ行く場合を考えてみました。果たして2つの入国にどのような違いが生まれるのでしょうか。

Test and Go

日本からプーケットへの直通便はありませんので、現実的にはまずはバンコクで1日隔離してから国内線でプーケットへ行く必要があります。 1日隔離後にすぐにプーケットへ向かっても良いですし、数日バンコク観光も楽しでからプーケットへ向かうこともできます。 バンコクからプーケット行き国内線はドンムアン空港からたくさん出ていますので、かなり柔軟に日程を決めることができます。

Sandbox Programme

このプログラムを利用するためには、海外から直接プーケット空港へ到着する必要があります。日本からだとシンガポール経由でプーケットへ行くことができます。経由便のため成田空港からプーケット空港まで10時間半程度かかるデメリットはありますが、到着した当日から自由に行動できるのはうれしいですね。

結局どっちが良いのか?

個人的には旅行期間を長く取れる人であればTest and Go、旅行期間をあまり長く取れない人は即日プーケットで遊べるSandbox Programmeが良いと思います。

申請に必要なもの

今回紹介した2つのタイ入国方法に必要な書類はどちらも同じです。

  • パスポート
  • ワクチン接種証明書
  • AQ/SHA+ホテルの予約確認書
  • 50000USD以上の医療保険への加入

医療保険は旅行期間分の加入が必要となっています。